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ジャックラッセルテリアだけのドッグショー。
5月2日、ジャックラッセルテリアだけのドッグショー


ジャックラッセルテリア展が開催されました。


審査員は、ジャックラッセルテリアの改良原産国であるオーストラリアから来日した


オーストラリアではジャックラッセルテリアの近年の第一人者のひとりである


Mr.Simon Millsでした。




ジャックラッセルテリアは、たとえばワイアーフォックステリアやスコティッシュテリアなど



歴史の古い犬種にくらべ、まだ、スタンダードへの理解が流動的な犬種です、


こういう、オピニオンス・リーダーとなる審査員に評価をしてもらえる機会はとても大切です。


ブリーダーにとって、自分のブリーディングの指針となるからです。




しかし、一方では、このような犬種スペシャリスト・ジャッジに愛犬の評価をあおぐということは



ものすごく大きな緊張やプレッシャーもあります。


もし、自分のジャックラッセルテリアがすべてNGの評価を受けたら...


それはとても大きなプレッシャーと背中合わせです。





でも、こういう考え方もあります。


ジャックラッセルテリアだけのドッグショー、いわゆる単独展というのは


その犬種を愛する人たちすべてにむけて行われるものだし


できるだけたくさんのファンシャーやギャラリーが参加して


みんなでその犬種をもりあげていく、文化をリレーしていく、仲間の輪を広げていく


そういう場であってほしいとおもうのです。


ブリーダー同士も交流してより良い犬づくりについて話ができる場だし


とってもすばらしい機会でした。


うちのファミリー、Mon Amourからは


マーヤ、大ちゃん、コっちゃん、ロコ、ルチル、リモワ、ベル、そしてモナちゃんがエキジビタードッグとして


参加しました、みんな勢ぞろい。


いとおしみ、大切に育てた子、孫、兄弟たちが並ぶ姿に、まぶしいほどの感無量の気持ちでした。








そして。


ジャックラッセルテリア単独展


ジャックラッセルテリア単独展の牡・牝の頂点


Best In Speciality Showの賞は


マーヤのもとに!
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牡のNo,1、Best Of Breedには若干ジュニアクラスの男の子が選ばれました。


Aust.Ch.Iona Impressive Scoutの血が流れるすばらしいムーブメントの牡でした。


そして、まだ、夢のつづきがあります。


牡の2番手、Award Of Meritは、大地とコっちゃんの息子、ロコのもとへ。


牡の2番手、Award Of Meritもう1頭には、コっちゃんとMacの息子のベルのもとへ。


牝のNo,1はマーヤでしたが、No,2には大地とコっちゃんの娘、ルチルのもとへ。


そして牝のクラスドッグの1番になったのは、ルチルの姉妹のリモワでした。





牡のチャンピオンクラスがずらりと並ぶなかで、ベル、ロコがピックアップされた瞬間


牝のチャンピオンクラスがずらりと並ぶ中で、マーヤ、ルチル、リモワの3頭がピックアップされた瞬間


もう、鳥肌がたったというか、背中から衝撃の汗が流れ落ちました。





すごい!


Mon Amour、モナちゃんのファミリーたちがB.I.S.S,AOM,Winners


みんなで入賞することができました。
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自分と、そして仲間たちが大切に育ててくれたMon Amourというささやかな


モナちゃんのファミリーツリーが、こんなに大きな賞をもらって花開いて


ただただ、感無量でした。






Mon Amourで生まれた子どもたちを、たいせつに育ててくださっている


すべてのオーナーさんに、心より感謝を申し上げます。


ほんとうに、ありがとうございます。






自分の歩んできた道に、いつのまに、たくさんの助けてくれる方々が背中を押してくれ


助けてくれ、ともに歩んでくれました。


いたらない自分にも、歩みを合わせ、つきあって、なによりも犬たちを大事に育ててくれている


オーナーさんたちには感謝の気持ちでいっぱいです。




リモちゃんは、このショーの前日にチャンピオン完成でした。


オーナーハンドラーでの、チャンピオン完成!
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ジャック展の審査員の先生からも、可能性に満ちているというコメントをいただきました。




ロコ、リモ、ルチ、みんな毛の状態がピカピカで、オーナーさんたちの日ごろの努力が


形になって、美しい毛の状態が保たれていました。


圧倒的な白さや、毛の密度と質感は、日ごろの努力の積み重ねのたまものです。
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マーヤは、昨年のNo,1ジャックラッセルテリア(ぺディグリーアワードランキング・EXランキング)


など、たくさんの賞をいただきましたが


今回のこの、ジャックラッセルテリアのドッグショーでのNo,1は


これまでで、なによりもうれしいできごとでした。


今後も、より健全性に留意し、圧倒的に少数のまま、ハウスドッグのキャパシティのまま


ジャックとむきあっていけたらと思っています。





Mon Amourのジャックラッセルテリア、とてもよい評価をいただきました。


すべてのベースとなっているのは、モナちゃん。


Int.Jp.Ch.JR-MONA of Be Club K.M.Y .


そして、ラフター君、Int.Aust.JP.Ch.Jasetpark hot spot.(Be-Club様ご愛犬)


コっちゃん、JP.CH.Be Club K.M.Y Jack Madonna.


モナちゃん、コっちゃん、すばらしい牝を2頭ゆずっていただいたおかげで、


わたしたちファミリーのいまがあります。


心から、感謝の気持ちでいっぱいです。


そしてマーヤとベルのお父さん、Aust.Grand.Ch.Jacobi Stones Mac、
(Jackman enterprise様ご愛犬)

Macという健全性の高い父犬がいたからこそ、、マーヤやベルにつながることができました。


心から、感謝の気持ちをお伝えしたいとおもいます。





ブリーディングは、多くの方との係わり合いやお力添えがあってこそできることで


感謝の気持ちで、いっぱいです。




ドッグショーが大好きなモナちゃん
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ひさしぶりのドッグショーで、ルンルンでおおはりきりでした。
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長らく、日本のジャックラッセルテリアのNo,1を守り抜いてきた


Mirmidon Jack Mika
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ミカちゃんも、モナちゃんと同じくエキジビタードッグとして参考犬のみでの出陳でしたが
(インターチャンピオンは単独展には出られないルールがあります。)

もしも


Mikaちゃんが出ていたら、マーヤのB.I.S.Sは可能でなかったかもしれないと思えるほど


年齢を感じさせないすばらしい状態、すばらしいショーマンシップでした。


おもえば、8月で9歳になるモナちゃんが現役時代からずっと


この子の背中を追いつづけ、この高い壁への挑戦の日々でした。


そのモナちゃんが9歳も近くなったいま


あらためて、オーストラリアの名門Mirmidonがつくったこの素晴らしいこの名犬に感動でした。


世界の壁は高し、です。




そして。
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超有名なあの名犬、ラルフ君。


15歳を越えるシニアドッグでしたが、すばらしいムーブメントでした。


いま、ヨーロッパで活躍する多くの犬にこのラルフ君の血液が流れています。


健全な犬は、老いてなお健全で美しいというお手本のような犬でした。


このほかにも、ルーニー君やクルト君といった、今日のチャンピオンたちのルーツとなる犬たちが


一同に会し、ずらりと勢ぞろい。


みんな現役時代に比べたらそれなりにシニアになったかもしれないけれど





みんな、大事に管理され、良い状態でこうしてまた並べることは


同窓会みたいで、素敵です。


往年の名犬たちを見ることができ、ほんとうに良い勉強になりました。





モナちゃんは、シニアドッグのなかでいちばん、コロコロでした。


食べすぎ!?


いつまでも、こうしてみなさんと並べるよう、元気に過ごしていってほしいです。
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Only is not lonely.


Mon Amourでは、1頭1頭の個性豊かで、表現力豊かな犬育てをたいせつにおもっています。


みんな、元気にいきいきとショーをしている姿をみただけで


とてもしあわせな気持ちになりました。


Thanks for everyone who loves Mon Amour JRT!


いつも、Mon Amourのジャックたちがしあわせに暮らしていることを願い


ありがとうの気持ちでいっぱいです。






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by maya-max | 2010-05-06 03:52 | DOGSHOW


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